2日にいよいよ青森ねぶた祭が開幕します。祭本番に先がけて1日、青森市のラッセランドでは前夜祭が行われました。大型ねぶたには明かりがともされ、祭ムードが高まっていました。

青森ねぶた祭・前夜祭会場のラッセランド。通常であれば「ねぶた小屋」は関係者以外立ち入り禁止ですが、1日の前夜祭では特別にすべての小屋で「大型ねぶた」に明かりがともされました。

日が沈むにつれて「ねぶた」が色鮮やかに浮かび上がり、迫力を増してきています。

これにあわせるかのように、1日はラッセランドを訪れる人の数も増え、祭への期待感が一気に高まりました。そして、2日からの祭に向け関係者も並々ならぬ期待を寄せていました。

青森ねぶた祭は、2023年、新人ねぶた師が3人デビューしたのに続き、2024年は小財龍玄さんがデビューすることになり、新人とベテランが腕を競い、大きな注目を集める祭となります。

青森ねぶた祭実行委員会 佐藤健一会長
「コロナが本格的に心の中から消えている時期なので、おもいっきり楽しんでいただきたい」

一足早く大型ねぶたを見た観光客たちは、全国三大火祭りに数えられる「青森ねぶた」の迫力に驚き、写真におさめるなどしていました。

観光客
「初めてねぶたを見に来ました」
Q.初めて見てどうですか?
「びっくりしました。細かい」

青森市民
「青森の人たちが一体になる祭なので、一体感を味わいたい」

青森ねぶた祭は2日の午後7時に開幕し、8月7日までのまつり期間中は22の大型ねぶたが躍動し、青森の短い夏を彩ります。

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