25日から山形と秋田に降った大雨。
山形県では経験したことのない雨に河川が氾濫し、大規模な浸水被害が起きている。
7月30日。酒田市中心部から国道344号とう回路を使い、荒瀬川がはん濫した場所を取材しながら大平沢地区方面に向かう。
そこには、まだまだ水害の爪痕が。被災者の戦いはこれから。それをぜ知ってほしいと思い、画像を紹介する。
■国道を東へ
酒田市中心部から大沢コミュニティセンター方面へ。川の水量は減ったが、まだ濁っている。
川岸は削られ、形がわからない。土のうを積む応急措置が続いている。
水田がえぐられている。稲穂は大きくなってきていた。
水に激しく洗われたのか、枝葉がなくなってしまった木々が田んぼに。
道路を覆っていた泥をはがす作業も大変なもの。重さもあり、粉じんが舞う。
かと思えば、次は流されてきた木が目の前に。いつ片づけられるのか、先が見えない。
ここも田んぼ。木が流れてきただけでなく、泥に覆われてしまっていた。
人の手では作業できないほどの量の木や泥。
今は道路わきに寄せられているが、これが道をふさいでいたという。
■住宅の前に・・・
家の一階は浸水被害に。庭に大木が流れてきている。車も動けない。
隣家のガレージだろうか。シャッターが破れてしまっている。
電柱が傾いている。これだけの土砂や木が流れてきた。
赤いベストを着た人たちが復旧作業を。
しかしあまりのごみの量に、なかなか進んでいる様子がない。一階部分は流れてきた木に囲まれてしまっている。
近くの山が崩れ、木や土砂が下の田んぼなどに流れ出ていた。
■道の状況は・・・
道路も陥没している。水の力はすさまじかった。
小川にかかっていた橋が流された。その部分を埋める応急措置。6日目にようやく完了した。
道路から見える風景は、ずっとこのような状況。
水の力で流されてきた木。ひしゃげたガードレール。道路がどろだらけで、水没していたことがわかる。
道路が削られている。走行するにも注意が必要だ。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。