青森県大間産クロマグロの2021年度分漁獲量の一部が報告されていなかった問題で、県は29日、19年度に3・5トン、20年度に89・1トンの未報告があったと発表した。18年度以前は未報告が疑われる証拠は見つからず、少なくとも19~21年度に報告義務違反があったことが判明して一連の調査を終えた。  県によると、違反した漁業者は19年度11人、20年度23人で、大間、奥戸、大畑町のいずれかの漁協に所属していた。21年度は未報告と報告期限違反を合わせて92・2トンだったことが分かっている。  21年度分を巡っては、水産物卸売会社の社長2人が漁業法違反の罪で有罪判決を受けた。


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