29日も厳しい暑さとなりました。鹿児島市では36度を超えて今年一番の最高気温となり、幼稚園では園児の外遊びを取りやめるところも出ています。
「外に出て30秒くらいしか経ってないのに汗がすごい」
「西郷銅像も汗かいている」
29日の最高気温は鹿児島市で36.5度、志布志市で35.6度と、今年一番の暑さとなりました。
鹿児島市で今年、35度を超える猛暑日となったのはあわせて11日となり、観測史上最多だった1942年と並びました。
(記者)「ジリジリとした暑い日差しが照りつけています。こちらの保育園では、本来この時間、子どもたちの声が聞こえていますが、きょうはがらんとしています」
鹿児島市の紫原幼稚園です。普段は、午前と午後に1回ずつ、外遊びをしていました。園庭に遮光ネットを張って日陰をつくるなど熱中症対策をとってきましたが、想定を上回る暑さが続くことから、29日は外での遊びを取りやめました。
(園児)「外でサッカーしたかったけれど、頑張ってうちわ作った。(Q.どうしてうちわを作ったの?)暑いから」
(園長)「子どもは身長が低く、地面からの照り返しを受けやすい。(外での遊びを)控えたほうが良いという現場の判断」
29日、鹿児島県内で熱中症の疑いで救急搬送された人は19人でした。30日以降も、薩摩地方では最高気温が35度以上の猛暑日が予想されていて、熱中に警戒が必要です。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。