世界文化遺産の登録が決まった佐渡では世界遺産フィーバーが続いています。宿泊施設ではすでに予約が殺到しているようです。
こちらのホテルでは、世界遺産登録にかけてユニークなメニューを提供しています。
【子どもは】「おいしかった。甘かった」
Q「この形を見てどう?」
【子どもは】「本物みたい」
佐渡金銀山のシンボル「道遊の割戸」をイメージした「佐渡牛 KINZANカレー」です。
ご飯の上には金粉が散りばめられカレーには佐渡牛や佐渡産の野菜がたっぷり入っています。
また器にも秘密が…
実はスコップ型になっていて、金の採掘をイメージしています。
【ランチに来た人は】「佐渡金山が世界遺産登録なったと見たので、ぜひ食べてみたいなと思って」
ランチに来たほとんどがこのカレーを注文していました。
【記者リポート】「いただきます。おいしい。かなり本格的なカレーです。世界遺産おいしいです!」
【ホテル大佐渡 田中妥 支配人】「金山というワードはみんなが知っていただけたと思いますので、そのキーワードを前面に出したカレーがどんどん広がって行ってなおかつ、ホテルの一つの名物となるような思いは込めている」
世界遺産効果の影響は宿泊施設にも…。
Q「その紙は何ですか?」
【ホテル万長 橋本佳行 営業課長】「27日以降に入った予約。1枚1枚、1件1件紙が出てくるので」
相川地域にあるホテル万長です。世界遺産の登録が決まった27日から続々と予約が入り始めました。
【ホテル万長 橋本佳行 営業課長】「(27日は)午後2時5分から午後5時39分まで、ここまでで約30件くらい予約が一気に増えた」
29日昼までに入った予約は、なんと150件。今後さらに宿泊客が増えた場合は、人出が足りず食事の提供ができなくなる場合もあるということです。
【ホテル万長 橋本佳行 営業課長】「うれしい悲鳴って形になりますね。何度でもリピーターが来ていただけるように努めていきたいと思っています」
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