熊本駅への車の乗り入れを円滑にするため、熊本市が新幹線口の再整備計画を策定しました。

熊本市が再整備計画をまとめたのは、熊本駅西側の新幹線口駅前広場です。現在、この広場は禁止されている駐車場外での乗車待ちや、危険な乗り降り・横断などが問題となっています。

そのため…

記者「現在、タクシーの乗降や一般車の降車ができるレーンがありますが、今後はそれぞれに専用のレーンを設けるということです」

再整備計画では、一般車とタクシー、団体バスの三つに乗降レーンを分けるほか、一般車のレーンにはゲートを設けて構内への入場を規制します。

この計画についてタクシーの運転手は?

タクシー運転手「専用レーンができてもあまり変わらないと思います。待っている車が一番の問題。ルールを守ってくれれば問題ない」

また、計画では駐車場をなくしてタクシーやバスの待機場などを拡充しますが、利用者からは困惑の声も挙がっています。

駐車場利用者「それは困ります。迎えに来る時にここ(広場)で待っている時間がない、ここには車を置けないから。電車の時間に合わせて駅に来る時間は皆さん重なるじゃないですか。停まっていると他の人たちにも迷惑がかかる」

熊本市は今年度中に詳細な設計を行い、早ければ2026年度にも完成させる方針ですが、利用者の納得をどこまで得られるのかが鍵となりそうです。

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