宮城県大河原町議会の議員が本会議中にゲームをしていたとして議員辞職した問題で、議会事務局に、この元議員に対する脅迫文が届いていたことがわかりました。脅迫文には「家を爆破する」などといった内容が書かれていて元議員は、30日警察に被害届を提出するということです。

大河原町議会 岡崎隆議長:
「野蛮な人と受け止められる文章だったので、犯罪が起きないよう抑止をしたいということで会見した」

大河原町議会 岡崎隆議長

大河原町議会の岡崎隆議長は29日、町内で会見し脅迫の内容について説明しました。それによりますと、7月19日、大河原町議会の議会事務局に「元議員の家を爆破する」「議員を辞めても実行する」などといった内容の脅迫文が三重県から封書で届いたということです。

元議員は6月10日、小学生が授業で議会を傍聴した際にスマートフォンでゲームをしているのを目撃され、7月24日付けで議員辞職していました。

大河原町議会 岡崎隆議長:
「確実に危害を加えるような手紙が来るということは、私は正直驚いています。犯人が早く捕まってほしいです」

元議員は「同席することで現状を悪化させてしまう」などとする謝罪文を寄せ会見には姿を見せませんでした。岡崎議長によりますと、元議員は弁護士を通じて30日、警察に被害届を提出するということです。

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