全国の小学6年生と中学3年生を対象に行われる「学力・学習状況調査」の結果が29日に公表され、青森県は小学生の正答率で全国平均を上回りましたが、中学生は下回りました。

全国学力・学習状況調査は、2024年4月に一斉に行われ、県内では公立の小中学校393校の1万6160人が回答しました。

その結果、正答率は小学校の国語で全国4位、算数で8位と全国平均を上回りましたが、中学校の国語は全国37位、数学は33位と平均を下回りました。

また、学習状況調査では「授業で学んだことを次の学習や実生活に結びつけて考えたり、生かしたりすることができている」と実感している割合が、全国と比べて高かった一方、「学校の授業時間以外に1日1時間以上勉強をした」と回答した割合は全国より低くなりました。

県教育委員会では、今後詳細な分析を行った上で11月中旬までに指導事例をまとめ、各学校に共有するとしています。

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