今年産のリンゴの収穫量を予想する調査が29日に始まり、青森県弘前市の園地では適正な実の数が確保されているほか、実の大きさも平年を上回っていることが確認されました。

リンゴ収穫量調査は、県りんご協会が毎年行っていて、初日の29日は弘前市下湯口の斉藤力さんの園地を訪れ、主力品種の「ふじ」や「王林」などの実の数や大きさを調べました。

2024年はマメコバチによる受粉が上手くいかず、形の悪い実が例年より確認されたものの、斉藤さんのリンゴ園では木1本あたり約470個と適正な実の数が確認されました。

また、実の大きさは平均6.5cmと平年を上回っていて、順調に生育が進んでいるとみられています。

県りんご協会 内山國仁会長
「側花対応の部分の生育が微妙に生産量に影響してくるのかなと思っています。なによりも昨年の猛暑・酷暑。ああいう状況になった場合の現場の対応の仕方、去年の経験を生かしたものが大切になってくる」

収穫量調査は県内各地のリンゴ園で8月1日まで行われ、結果は8月下旬ごろに発表される予定です。

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