全国の公立小中学校で行われた学力・学習状況調査の結果が発表されました。岡山県では、中学校の平均正答率が調査開始以来初めて全国平均を上回りました。一方、香川県は小中学校ともにほぼ全国平均でした。

今年4月、全国の公立小中学校で、小学6年生と中学3年生を対象に国語と算数・数学の学力調査が行われました。岡山県内の小学校では算数の正答率が全国平均より低く、国語と合わせた合計も1ポイント下回りました。

一方、中学校は国語・数学ともに全国平均を上回り2012年度の調査開始以来初めて、全国平均よりも1ポイント高くなりました。県教委は、ICT機器をより活用し学力の定着状況を確認するテストなどを充実させたいとしています。

一方、香川県では公立小学校の平均正答率が国語67%、算数64%で全国平均とほぼ同じになりました。また公立中学校は国語が57%、数学が53%でこちらも全国平均とほぼ同じです。

一方で、中学校では国語・数学ともに記述式の問題の無回答率が全国よりも高く、途中であきらめず、最後まで粘り強く取り組むことが課題として見えてきたとしています。県教委は、詳細に分析し、授業内容の改善に取り組んでいきたいとしています。

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