小中学生を対象に行われた全国学力テストで、福島県内の公立学校の正答率がすべての科目で全国平均を下回ったことがわかりました。

全国学力・学習状況調査いわゆる全国学力テストは今年4月に全国の小学6年生と中学3年生を対象に実施され、福島県内では、公立学校の591校、2万5000人あまりが参加しました。

その結果、小学6年生は、算数の正答率が60%、国語が66%と、いずれも全国平均を下回りました。また、中学3年生の数学の正答率は48%、国語は57%と、こちらも全国平均を下回っています。全ての教科で正答率が全国平均を下回るのは、3年連続です。

県の大沼博文教育長は「今回の結果を重く受け止め、児童生徒の学びを支える教師に寄り添った支援を充実させ、学力向上に取り組んでまいります」とコメントしています。

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