指定暴力団住吉会の傘下組織の幹部の男が、メキシコからコカインの入ったチョコレートを密輸した疑いで逮捕されました。男は麻薬密売組織の中心人物とみられています。

麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたのは、さいたま市に住む指定暴力団住吉会の傘下組織の幹部・東田功容疑者(50)です。

警察によりますと、東田容疑者は去年1月、メキシコの郵便局からコカインおよそ200グラム、末端価格500万円相当が入ったチョコレートを自宅に送り、密輸した疑いがもたれています。

コカインは、市販されているチョコレートの中にビニール袋に入った状態で隠されていました。

また警察は、東田容疑者の知人で、いずれもさいたま市に住む奥村和貴容疑者(32)と朝日恵莉奈容疑者(25)も麻薬取締法違反の疑いで逮捕しました。

2人は去年9月、タイの郵便局から違法薬物の「ケタミン」を朝日容疑者の関係先に送り、密輸した疑いがもたれています。

東田容疑者は麻薬密売組織の中心人物とみられ、2人はその組織のメンバーです。

警察は組織の実態解明を進めています。

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