国の許可を受けずに暗号資産交換業を行ったとして、詐欺の疑いで既に逮捕されている宮崎市の女が資金決済法違反の疑いで再逮捕されました。
女はSNS型投資詐欺の被害者などから自身の口座に送金を受け、指示役の会社に暗号資産として送金したということです。

再逮捕されたのは、宮崎市曽師町に住む食品仲介販売会社役員 早田茂世 容疑者63歳です。

警察によりますと、早田容疑者は国の許可を受けずに暗号資産交換業を行った疑いで逮捕されたもので、今年5月から6月にかけてSNS型投資詐欺の被害者を含む複数の人から、早田容疑者が管理する銀行口座に複数回にわたって現金およそ500万円の送金を受け、それをSNS型投資詐欺を行う会社が管理するウォレットアドレスに暗号資産として送金した疑いがもたれています。

早田容疑者は、自身が役員を務める会社の事業資金口座として利用するかのように装って、普通預金口座の開設を申し込み、県内の金融機関から普通預金通帳1通とキャッシュカード1枚をだましとって不正利用していた疑いでも今月8日に逮捕されています。

警察は余罪や共犯者などについて詳しく捜査しています。

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