日本一人口が増えたのは大阪市、日本で外国人が最多の街も大阪市という結果になりました。

総務省の「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」の最新の報告によりますと、日本の人口はまた減少して1億2488万5175人。

内訳を見ると、日本人住民が15年連続の減少で1億2156万1801人。対して外国人住民は去年に続いて増え、332万3374人となりました。


◆人口が増えている市区

1 大阪市(+1万6055人)
2 福岡市(+1万2521人)
3 江東区(+6226人)
4 さいたま市(+5679人)
5 大田区(+5209人)

転入者数から転出者数を差し引いた「社会増」でも大阪市が全国トップになりました。

1 大阪市(+3万1780人)
2 横浜市(+1万5802人)
3 福岡市(+1万5295人)
4 名古屋市(+1万2711人)
5 札幌市(+1万739人)

全国で最も人口が増加した大阪市、この結果に横山英幸市長は…。

「多くの方に、大阪市という街に入って来ていただいていることに非常に嬉しく思います。どういった事情であれ、選んでいただいたことを非常にうれしく思います」


◆大阪市は外国人の人口も最多

1 大阪市(+1万6832人)
2 横浜市(+9324人)
3 名古屋市(+6475人)
4 京都市(+5140人)
5 江戸川区(+4472人)

外国人住民の社会増加数も大阪市がトップとなりました。横山市長は多国籍化する都市の今後について、こう話しました。

「課題は大阪だけでなく、いろんな自治体で出ていると思います。元々いた国と、日本との文化的や法律的な常識も大きく違うので意識の醸成が必要」

「お子さんが学校に馴染めないとか、そういうことがないように、多言語教育や、暮らしやすい体制を整えて、全ての方が住みやすい街づくりを進めていきたい」


◆日本一減少した「神戸市」

いっぽう、全国で最も人口が減った市区は、全国で唯一1万人以上が減った神戸市となりました。

1 神戸市(-1万492人)
2 北九州市(-8155人)
3 新潟市(-6349人)
4 静岡市(-6003人)
5 広島市(-5958人)

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