うその報告書などを提出して熊本県の補助金約7800万円を騙し取ったとして、熊本県八代市の養殖業の男が逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、八代市郡築十二番町の養殖業、北村和彦(きたむら かずひこ)容疑者(60)です。

警察によりますと、北村容疑者はうその工事完成報告書の提出やうその申請を行い、設備投資などに対する県の補助金について、3回にわたって、あわせて7800万円あまりをだましとった疑いが持たれています。

北村容疑者は、アユやウナギの水産加工事業のための冷凍庫などを購入すると申請していましたが、申請とは違う機材を購入していました。

北村容疑者は、警察の聞き取りに対して「騙し取ったのは間違いない」と容疑を認め、これまでに県に約2500万円を返還しているということです。

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