戦争の悲惨さと平和の尊さについて考えてもらおうと、熊本市で「熊本大空襲」などのパネル展が開かれています。

熊本市北区役所で始まったパネル展は、8月の終戦の日を前に毎年開かれているもので、戦時中の人々の暮らしを伝える写真や新聞記事など、約60点が展示されています。

「熊本大空襲」は太平洋戦争末期の1945年7月1日深夜から翌2日の未明にかけて、アメリカ軍のB29爆撃機が約2万発の焼夷弾を投下し、熊本市の新市街、水前寺など中心市街地の2割が焼失、469人が犠牲となりました。

当時の子どもたちを映した写真には、運動会で模型の銃を片手にほふく前進する姿もあり、子どもたちの生活も戦争一色だったことがわかります。

このパネル展は8月2日まで、熊本市北区役所で開かれています。

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