高校生のスポーツの祭典、岩手県高校総合体育大会の総合開会式について、存続か廃止かを議論する、2025年度以降のあり方の検討がきょう始まりました。

大学教授や高校の校長会の代表などでつくる検討委員会は、岩手県高校体育連盟が設置したもので、17日は盛岡市で初会合が開かれました。


岩手県高校総合体育大会の総合開会式は、昭和50年代のピーク時には大会の出場選手以外にも3万人を超える生徒が応援で参加する大規模なイベントでした。
しかし開催にかかる費用や参加者の負担が大きいことなどを理由に廃止案が浮上。
現在は、規模を縮小し屋内で開催する形が取られています。
17日の初会合で委員からは、「教員の負担なども考慮し総合的に判断するべき」や「もっと生徒の声を聞くべき」などの意見が出されました。

検討委員会は早ければ11月にも総合開会式の存続か廃止かについて結論を出す方針です。

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