去年11月、北海道札幌市豊平区の自宅で、当時89歳の妻を殺害した罪に問われている94歳の男の裁判員裁判で、男は起訴内容を認めました。

札幌市豊平区の無職上牧道雄被告94歳は、去年11月、自宅で当時89歳の妻、英代さんの首をひもで締めて殺害した罪に問われています。

16日の初公判で、上牧被告は「間違いありません」と述べ、起訴内容を認めました。

検察は殺害時の状況から「首にひもをつけて殺害するのは悪質性が高い」などと指摘。

一方、弁護側は「上牧被告が妻との無理心中を考えたのは4年以上にわたる妻の介護疲れに起因するもの」と主張しました。

裁判は17日も開かれ、証人尋問などが行われる予定です。

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