広島県教育委員会は12日、公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反や性的姿態撮影罪などに問われ、懲役1年6ヶ月(執行猶予3年)の判決が確定した福山市立中学校の男性教諭(30)を、懲戒免職処分にしました。

県教委などによりますと、男性教諭は去年6月、当時勤務していた中学校で男子更衣室の隙間から隣接する女子更衣室にスマートフォンを差し入れ、着替え中の女性教諭を撮影しました。

今年3月には同様の方法で、同じ女性教諭を撮影しようとしたほか、去年8月には30代女性方で風呂場の窓から女性を、脱衣所の窓の隙間から10歳未満の女児を撮影したということです。

今年4月に起訴、翌5月に追起訴され、7月2日に広島地裁福山支部で判決を言い渡されました。

県教委は本人に対する聴取を経て、12日に行われた教育委員会会議で処分を決定したということです。

福山市教育委員会は「大変遺憾であり皆様へお詫びする。服務規律の厳正なる確保に取り組んでいく」とコメントしています。

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