バイク4台で信号無視などの暴走行為を行ったとして、警察は12日、バイクを運転していた15歳から17歳の少年2人と、バイクに同乗していた少女1人を道路交通法違反(共同危険行為)の疑いで書類送検しました。

警察によりますと3人は、6月10日夜、広島県福山市内の国道などで、信号無視をしながら集団で暴走した疑いがもたれています。

この事件を巡って警察は1日、一緒にバイクを運転していた解体作業員の少年(16)と中学生(14)の2人を道路交通法違反の疑いで逮捕。広島地検福山支部が12日、広島家裁福山支部に送致しました。

暴走に使われたバイク(1日に逮捕・12日に家裁送致された2人の車両)

少年らはその日の夜、福山市新涯町の交差点にバイクで信号を無視して進入。このうち解体作業員の少年が運転していた1台が乗用車と衝突する事故を起こしていました。乗用車に乗っていた人にけがはありませんでしたが、バイクに同乗していた少女が軽いけがをしたということです。

5人のうち、事故を起こした解体作業員の少年は「福山スペクター」と呼ばれる暴走族グループの一員とみられています。

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