宮城県美里町内の小学校で12日、不審者の侵入を想定した防犯訓練が行われ、教職員が児童を守るための手順を確認しました。

外にいる不審者役:
「5年生の保護者、開けてもらっていいですか」

美里町の不動堂小学校では、およそ25人の教職員が480人の児童を守るための訓練をしました。不審者が校内に侵入するという想定で、教職員がパイプ椅子などを持ち、教室に入るのを防ぐための声がけなどを確認しました。

去年7月、栗原市の若柳小学校で児童が敷地内に侵入した軽トラックにはねられた事件が起きたことから、通報後すぐに警察が出動する非常通報装置が訓練で初めて使われました。

美里町立不動堂小学校 藤木伸洋教諭:
「(教職員)一人ひとりが、普段からきょうのような訓練を通して心がけることによって命を守ることにつながる」

美里町立不動堂小学校 藤木伸洋教諭

宮城県警察本部生活安全部県民安全対策課 齋藤利浩課長補佐:
「不審者の言動、暴力的な行為などがあれば、速やかに児童を安全な所に避難させて、110番通報していただきたい」

宮城県警察本部生活安全部県民安全対策課 齋藤利浩課長補佐

不動堂小は、毎年不審者対応訓練を行っています。

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