戦争の悲惨さや原爆の恐ろしさを伝えるパネル展が山梨県甲斐市で行われました。
長崎県の慰霊碑に奉納する千羽鶴も届けられました。
西垣友香キャスター:
「こちら焼夷弾の弾道蓋です。たった1本のサビた筒から物々しい雰囲気を感じます」
原爆のパネル展は食料品の宅配などを展開する生活協同組合ユーコープが企画しました。
ラザウォーク甲斐双葉の会場には、食料がなくて雪を食べる原爆孤児の写真や、甲府空襲の資料など約40点が展示されました。
ユーコープ 伏見孝文執行役員:
「お子さん連れで買い物に来ていただける方たちが大勢いるので、子どもたちに(平和の大切さを)訴えていきたい」
また、平和を祈る折り鶴コーナーが設けられ日本航空高校の生徒約800人で作った、千羽鶴も届けられました。
日本航空高校の生徒:
「世界で戦争が二度と起きないようにと鶴に込めたので、皆さんにもそれ(思い)を受け取ってほしい」
千羽鶴は8月、長崎県の慰霊碑に奉納されるということです。
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