使用済み核燃料の中間貯蔵施設が、2024年9月までの操業を目指していることを受け、青森県むつ市に隣接する5つの町村長が、事業者の「RFS」と安全協定を締結するかの判断材料として施設を視察しました。

使用済み核燃料の中間貯蔵施設を視察したのは、むつ市に隣接する大間・横浜・東通・風間浦・佐井5町村長です。

リサイクル燃料貯蔵の担当者から説明を受けながら、貯蔵建屋で核燃料を最長で50年間保管したあと、施設から搬出するさいの手順などを確かめました。

「RFS」との安全協定を巡っては、県とむつ市が結ぶほかに、5町村も独自に締結する意向で、今回の視察も踏まえて検討していくとしています。

大間町 野崎尚文町長
「我々が先走って安全協定の締結はできないと思っているので、県の流れが決まってから、協定締結をやらなければいけないと感じています」

RFSとの安全協定は、これまでに開かれた県民説明会などで覚書を含めて結ぶように求める声も上がっていて、現時点では県・むつ市・隣接する5町村、いずれも締結する時期や詳細はまとまっていません。

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