甲子園出場をかけた48チームの夏が始まりました。夏の高校野球青森県大会が9日に開幕し、開会式で選手宣誓した青森東のキャプテンが誓った「全力プレー」が開幕ゲームからくり広げられました。
球児の憧れの舞台「甲子園」をかけた県大会が9日に開幕。
開会式で入場行進に臨む48チームの選手たちの日に焼けた肌は、この夏を目指して練習を重ねた努力を物語っています。
選手宣誓の大役は青森東のキャプテン・荒木関隼選手です。
青森東 荒木関隼主将
「支えてくださる全ての方々への感謝の気持ちを、最高の舞台で全力プレーすることで表現します」
見守った両親が「大きなプレゼント」と語った荒木関選手の宣誓で、熱戦の幕が上がりました。
開幕ゲームには、2年連続の登場となった三沢と五所川原農林が激突。
試合は2回に五所川原農林が7番・工藤のタイムリーで先制します。
対する三沢はここで引き離されません。
直後の3回、1アウト三塁、二塁のチャンスに1番・赤石!
リードオフマンの一打ですぐさま同点にすると、2番・高山も続いて勝ち越しに成功します。三沢先発のジャンにとって、この1点リードで十分でした。
ストレートと変化球を織り交ぜ、相手打線を手玉に取り、8回を1失点の好投。
終盤にさらに得点を重ねた三沢。投打がかみ合い、2023年に開幕戦を落とした雪辱を果たしました。
三沢 沼山綺良主将(3年)
「2年連続の開幕戦で、みんな緊張したけど去年経験した分、自分たちの方が経験知的には上だったので、しっかりとシフトを組んで、守って勝つことができました。目標は甲子園出場ですけど、1日でも長くこの仲間たちと野球をしたい」
2回戦は7月13日に春の県王者で優勝候補の聖愛に挑みます。
10日の試合予定
明日10日の試合の予定です。
明日は4球場で9試合が行われます。
青森市のダイシンベースボールスタジアムでは、青森北と青森、八戸東は大間と激突。第3試合では5校の連合チームが弘前中央と対戦します。
続いて八戸市の長根球場です。八戸高専は八戸北、八戸工大二は五所川原工科と2回戦出場をかけて争います。
弘前市のはるか夢球場です。木造は弘前東と、五所川原は青森工業と対戦します。
六戸メイプルは三本木が田名部、弘前工業は東奥義塾と激突します。
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