特定抗争指定暴力団「絆會」が所有する土地と建物を担保にした金の貸し借りを巡り、嘘の内容を登記したとして、絆會会長の金禎紀(織田絆誠)容疑者(57)と特定抗争指定暴力団「池田組」組長の金孝志(池田孝志)容疑者を電磁的公正証書原本不実記録・同供用容疑の疑いで大阪府警が逮捕したことが、捜査関係者への取材で分かりました。

 捜査関係者によりますと、金容疑者らは共謀して、2020年2月に絆會が所有する土地と建物を担保に、金禎紀容疑者が金孝志容疑者の親族の女性から1億円を借り、女性の抵当権を設定するうその登記をした疑いがもたれています。

 女性はこの取引に関与しておらず、実際には金孝志容疑者と金禎紀容疑者との間で金の貸し借りの取引があったとみられるということです。

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