恒例の田んぼアートが宮城県角田市にお目見えしました。今年はプロスケーター、羽生結弦さんに加えて、能登半島地震からの復興を願う白龍、白い竜が描かれています。

角田市の西根田地区にある50アールの田んぼに描かれたのは、仙台市出身のプロスケーター、羽生結弦さん、それに今年の干支・辰にちなんだ中国の「白龍」です。

このうち、羽生さんのデザインは2019年から採用されていて、今回は、天を仰ぐポーズとなっています。

また、古代中国で皇帝に仕える白龍は、「龍の中で最も速く飛べる」といわれることから、一日も早い能登半島地震からの復興を願っています。

この田んぼアートは、住民団体が、黄色や緑などの古代米や観賞用のイネ合わせて9種類を植えて作りました。

西根田んぼアートを楽しむ会 佐藤正友代表:
「私どもも東日本大震災を経験したので(能登半島地震の)早期復旧・復興を願った絵柄にしました。きめ細かく描いているところを、ぜひ見ていただければと」

西根田んぼアートを楽しむ会 佐藤正友代表

この田んぼアートは地域活性化を目的に18年前から続いています。8月中旬まで楽しめると続くということです。

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