SNSで4万件を超える「いいね」を集めて、商品化されたスマートフォンとタブレット端末のスタンドが話題を集めています。
ご覧のように青森県をモチーフにしていて、いまは発送まで2か月待ちの人気となっています。
発送まで2か月待ち!大人気の「スマホスタンド」
今野七海記者
「SNSで話題となっているのがこちら、青森県の形をしたスマホスタンド!その名も『よっかがれ!青森』です。こちらはスマートフォン、こちらにはタブレットをたてかけることができるんです」
このスタンドを販売しているのは、青森県八戸市の障がい者施設「ふれ愛プラザあおば」です。5月13日に販売を始めたところ、全国各地から注文が入り、いまは製造が追いつかず発送まで2か月待ちとなっていました。
きっかけはSNSへの“ある投稿” 4万2千件の「いいね」
ふれ愛プラザあおば 西村豪さん
「商品を作っても作っても売れていくという状況の日とかもあって、青森県出身の方がたぶん買っていかれていると思うんですけど、皆さん青森愛がすごく強いなという風に感じています」
今野七海記者
「話題の商品のきっかけとなったのはこちら『青森けん玉』というけん玉です」
当初、商品化を目指していたのは、この『けん玉』。そのパーツの一部として作った青森県の形をした木工品。これを使って、施設の公式SNSへ5月1日にある投稿をしました。そこに添付したのが、けん玉のパーツだった青森県にスマートフォンを冗談半分に立てかけた写真です。
この投稿が反響を呼び、4600件を超すリポスト、4万2千件の「いいね」がつきました。これが呼び水となり、急遽、スマートフォンのスタンドの商品化が始まりました。
「ホタテの貝殻」のスマホスタンドや「南部せんべい」のコースターも!
ふれ愛プラザあおば 西村豪さん
「スマホを立てかけるときのスマホの角度、どういったサイズのスマホでもしっかり斜めによっかかるように、立つように、その間隔は何度も調整しています。すごくいい形に出来上がったなと思っている」
こちらの施設では、このほかにも県産ヒバを使った様々な商品を開発しています。
こちらは、ホタテの貝殻を使ったスマートフォンのスタンド、その名も「スマホタテ」です。裏側には貝柱もつけられていて、デザインも考え抜かれたものになっています。また、郷土を代表する食べ物・南部せんべいをモチーフにしたコースターも商品化して人気を集めていました。
こうした商品の製造には、施設の利用者が携わっていて、商品を購入すると障がいのある人への支援にもつながるようになっています。
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