開幕まで残り1か月半となった青森県の県南地方最大の夏祭り「八戸三社大祭」に向けて、八戸市では祭りに参加する子どもたちの囃子の練習が始まっています。

囃子の練習が始まったのは、吹上山車組です。17日は、小太鼓を担当する小学生や、笛を奏でる中学生と高校生が参加して、演奏で使うバチや笛の感覚を取り戻そうと、ひとつひとつ確認していました。

練習の参加者
「去年を忘れたりして、ちょっと大変だったけど、思い出してがんばれたのでよかったです」

「(本番は)しっかり練習して完璧な演技を見せたいです」

Q.お祭りの参加は?
「すごく久しぶりです。友達に参加してみない?って誘われたのを機会にやってみようかなと思って、また参加しようかなと思いました」

三社大祭には、毎年市内の27の山車組が参加しますが、コロナの影響で3年間山車の運行ができなかったこともあり、囃子手の小学生や、引き手が減っているのが現状です。

吹上山車組 囃子責任者 石鉢玲奈さん
「小学校で体験授業とかさせていただいて、その効果もあったり、あとは2023年1年間みて、やっぱりお囃子やりたいとか、お祭り参加したいという子もいて、きょう来てくれた。一番は子どもたちの晴れ舞台にしたいと思っていて、夏の一番の思い出になればいいと思っている」

子どもたちは、練習を重ね、7月31日開幕の祭り本番に備えていきます。

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