能登半島地震の経験を踏まえ、鳥取県は自衛隊のヘリコプターなどで救助や物資輸送ができるよう、県内で離着陸や積み荷の陸揚げができる場所をあらかじめ選び、訓練などをしていく方針を固めました。


能登半島地震の被災地では道路の寸断や険しい地形のため、救援物資の輸送や救助部隊の送り込みを自衛隊のヘリやホバークラフトが担うことになりました。

こうした実情を踏まえ鳥取県は、県内でヘリの離着陸ができる場所やホバークラフトを接岸して物資の陸揚げができる場所をあらかじめ選定しておくことにしました。

中型のヘリが離着陸できる場所は185カ所、ホバークラフトが接岸できる場所は29カ所がリストアップされていて、大型ヘリの離着陸や空白地域を残さないことを考えて自衛隊と協力して追加調査も実施します。

今月22日にはオペレーション協議会を開き、全国でも珍しい取り組みを充実させていくことにしています。

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