日本一のお風呂好き!?
人口10万人あたりの公衆浴場の数が全国1位(23.0か所)で最も多い青森県。
温泉地の数では全国5位(125か所)、湧出量は全国第4位(138.6L/分)と温泉の宝庫でもあります。
※公衆浴場数…総務省「社会生活統計指標」(2021年度) 全国平均(2.5か所)
※温泉地数・湧出量…環境省「温泉利用状況」(2022年度)

そんな青森の温泉や銭湯までミュージシャン&芸人・ワハハ本舗のタマ伸也さんがドライブするシリーズ「あおもりドライ風呂」。途中、寄り道をして、その土地で話題のスポットも紹介します。

今回の目的地は、県内でも有名な温泉地。開湯800年の歴史があるのだそうです。それでは、十和田市出身の芸人・斗澤やすあきさんの案内で出発します。

温泉が好きなのは人間だけじゃない!温泉に育まれた町の名物がここに!

2人がやってきたのは大鰐町の「鰐come」。こちらは、「“大鰐温泉”を手軽にお楽しみいただける」がコンセプトの「鰐の湯」の他にも、町自慢の名物【大鰐温泉もやし】を販売する売店や、フードコートなどが併設する人気の複合施設です。

※【大鰐温泉もやし】とは?
大鰐町に古くから伝わる幻の冬野菜。温泉熱と温泉水のみを用いる温泉の町ならではの独特の栽培方法により、350年以上前から栽培されてきた伝統野菜の一つで、津軽藩第三代藩主・信義公が大鰐で湯治する際には、必ず献上されたという。

「鰐come」 相馬康穫さん
「大鰐温泉自体は800年の歴史がございまして、源泉が72℃ほどありまして熱いんですよ」

せっかく説明してくれていますが、タマさんは、相馬さんが着ていたTシャツが気になって仕方がない様子。

「鰐come」 相馬康穫さん
「これは【大鰐温泉もやしTシャツ】(1800円)なんですけれども、(もやしの絵は)実物大です。めちゃくちゃ売れています」

相馬さん、山手線の電車内で着ている人を見たこともあるんだそうです。
ちなみにTシャツに書かれている「わいはっ!」は、青森県の津軽地方の人が驚いたときによく発する言葉で「あらまぁ」や「わぁ」といった感情を表現する津軽弁。
Tシャツよりさらに、もっと売れているのが【大鰐温泉もやしタオル】(880円)

束になった大鰐温泉もやしの絵がプリントされていて、お湯につけると、もやしがちゃんと茹で上がったかのように絵の色が濃くなって浮き出てくるといいます。本当に色が変わるかどうかは、後ほど温泉で確かめる許可をいただきました。

それでは、お待ちかねの入浴タイム!

男女日替わり 1日では魅力を味わい尽くせない温泉で“もやし”を茹でる!?

暖簾にも「鰐」の姿

浴場はとってもきれいで、温泉の香りが漂います。
【入浴料】※大鰐町民以外の料金
■大人…500円
■小人…250円

しっかりと掛け湯をして、湯舟にイン!
タマさんも斗澤さんも「あずまし~~~い」の声が止まりません。これは津軽弁で「気持ちがいい」という意味。それほど心地が良いんですね。入浴した「中温の湯」の温度は約41℃。

体が温まったところで、先ほどのタオルが登場!
果てして、本当に色は変わるのか!?

タマ伸也さん
「もやし、茹でま~す」
※新品のタオルを使用して許可を得て実施しました

茹でること10秒。ちゃ~んともやしの絵が浮き出ているではありませんか!

斗澤やすあきさん
「きれい!よく茹であがったんじゃないですか?」

このタオルがあれば、温泉だけでなく、おうちでお風呂に入るのも楽しくなりそうです。
ところで、この日、タマさんと斗澤さんが入ったのは【石】をテーマにした【うぐいす】というお風呂で、もう1つの【つづじ】は【木】がテーマとなっています。

そして、【うぐいす】と【つつじ】は男女日替わりとなっています。次に訪れるときは、どちらに入れるのか楽しみ!気になる日替わりの状況は、「鰐come」のホームページで確認できます。
さて、2人は【うぐいす】の露天風呂もいただいちゃいました。この日は快晴で、青空を見上げながら入る温泉はまた格別だったみたいです。

温泉にた~っぷり浸かって気持ち良くなったところで、フードコートにも行ってみました。

「大鰐温泉もやし」のラーメンで汗だくに…そこに現れた救世主とは?

やってきましたフードコート!!一番人気の【大鰐温泉もやし和風ラーメン】(700円)をいただきます。

タマ伸也さん
「抜群のシャキシャキ感がやばい!」
斗澤やすあきさん
「豆にいったときにまたこの豆の香りがさっと口の中に広がって、風呂上がりにたまらないですね、これ。本当に」

このラーメンは、「鰐come」が自信をもって提供する一杯なんだそうです。

タマ伸也さん
「風呂の後にラーメン食べて、また汗かくのかって正直思ったの。全然いけるね」
斗澤やすあきさん
「あんまり汗かいちゃったら、また(温泉に)入ればいいですもんね」
タマ伸也さん
「やべぇ無限ループだな、これ」

しかし、この日は温泉のおかわりはしなかった2人。ラーメンを食べて、汗ビッショリになってしまったところで、キンキンに冷えた水が差し入れされたからなんです。

グビグビ飲んで、あっという間に飲み干したこの水、ただの水ではありません!実は、「鰐come」に向かう途中で寄り道したある場所で手に入れた貴重な水でした。

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