全国大会の常連校である、青森県立青森西高校バレーボール部で2023年10月、部員1人が他の部員を叩くなどしていたことがわかりました。学校は、暴力をふるった部員を2週間の停学処分としたうえで全国大会などへ出場しています。

青森西高校によりますと、2023年10月上旬、バレーボール部の部員1人が練習が終わったあとの部室で、ほかの部員の腰などを数回叩いたり、蹴ったりしたということです。

関係者が動画を撮影していて、学校側にも情報提供があり、学校は暴力をふるった部員を「2週間の停学処分」と「部活動禁止」としました。

この処分をしたあと、バレーボール部は2023年10月下旬に行なわれた全日本高校選手権の県代表決定戦と、2024年1月の全国大会に出場しています。

暴力行為があったあとの大会出場について、学校では生徒から事情を聴いたうえで厳正に対処し、部全体の指導をした上で決めたとしています。

生徒同士の暴力行為を全国高等学校体育連盟へ報告するかは、学校の判断に任されていて、今回、青森西高校は報告をしていないということです。

青森西高校は「暴力行為はあってはならない。今後もよりよい活動体制づくりに取り組んでまいりたい」としています。

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