今年の夏山シーズンに富士山の吉田口登山道で行われる登山者規制のため、山梨県側の5合目で仮設ゲートの設置工事が始まりました。



県は7月1日から始まる富士山の夏山シーズンで、混雑や弾丸登山を防ぐため吉田口登山道の5合目にゲートを設け、午後4時から午前3時までの11時間と1日の登山者が4000人を超えた場合にゲートを閉鎖する規制を行います。



きょう13日から仮設ゲートの設置工事が始まり、午前10時から作業員3人が鉄パイプに木の板を取り付けていました。



仮設ゲートは高さ約1.8m、幅約8mで自然環境に配慮し茶色にする予定で、17日に完成します。



また今年の夏山シーズンが終わった9月以降、常設のゲートを設置する工事を行う予定だということです。



山梨県 知事政策局 細田智愁政策主幹:
「人数または時間を規制して、いわゆる弾丸登山の抑制をはかりたい」



富士山の山梨県側では今年の夏山シーズン、1人あたり任意で1000円を集める協力金とは別に、1人2000円の通行料も登山者から徴収します。

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