仙台市の秋保地区に国内最大級の太陽光パネルの製造工場などを建設する構想についてです。地元住民らでつくる団体が13日、市に対し景観や防災、水質保全に配慮して事業の認可を判断するよう求めました。
13日は、秋保地区の住民らでつくる団体のメンバー5人が仙台市役所を訪れて、要望書と意見書を提出しました。この構想は、太白区の秋保町の国道457号線の両側に広がる山林に国内最大級の太陽光パネルの製造工場などを建設するものです。事業者は沖縄に本社を置く「CES合同会社」で、2027年5月に本体工事に着手するとしています。住民団体は景観の悪化や土砂災害、水質汚濁が発生がないよう配慮し、事業の認可を判断するよう求めています。
秋保作並里山の未来を考える会 佐藤大史共同代表:
「何が何でも反対という話ではなく、国としても再生可能エネルギーの方向に進んでいるので、もうちょっと地域住民や、その地域に来られる観光客とか、関係者全員が納得する形で進めていくのが大事かなと」
仙台市には、これまで事業者からの連絡はなく、市の担当者は、「事業計画の把握に向け情報収集に努めたい」と答えました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。