土砂災害の危険性が高まる梅雨の時期に合わせ、警察と消防が合同で対応訓練を行いました。隊員たちは互いに協力しながら救助方法について学んでいました。
この訓練は高知県警と高知市消防局が技術の向上や連携を強化するため、初めて合同で実施しました。13日は県警機動隊と高知市南消防署の救助隊員らおよそ30人が参加し、機材の使い方や安全な救助方法について学びました。真夏のような暑さの中、隊員たちは互いに声をかけあいながら、真剣に訓練に取り組んでいました。
(高知県警 機動隊 相良大輔 副隊長)
「警察でできることは限られているので、県内の消防をはじめ、いろいろな機関の方々と共同して、少しでも県民の皆さんのためになるように努力していくことが(この訓練の)大きい意義だと考えています」
(高知市南消防署 特別救助隊 濵田光成 消防士長)
「土砂災害は毎日起こるわけではないですが、起きた時は市民の方は120%以上の対応を求めていると思うので、その目的を達成できるように頑張って訓練していきたい」
警察と消防は土砂災害に遭わないために、異音や異臭などの前兆に気づいたら避難してほしいとしています。
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