今年3月、甲府市中心街で56歳の男性に暴行を加え死亡させたとして警察は甲斐市の飲食店経営の男を逮捕しました。

事件現場の通り 甲府市中央1丁目

傷害致死の疑いで逮捕されたのは甲斐市万才の飲食店経営 堤龍歩容疑者37歳です。

堤容疑者は今年3月31日の午前5時25分ごろ甲府市中央1丁目の路上でパキスタン国籍のチョードリ アブドゥル カディールさんを両手で突き飛ばし、後ろに転倒させる暴行を加え、死亡させた疑いがもたれています。

記者:
「現場は飲食店が並ぶこちらの通りです。容疑者は暴行を加えたあと現場を立ち去ったということです」

その後警察は、目撃者の証言や防犯カメラの映像などから堤容疑者を特定し、13日に逮捕しました。

事件当時の現場を知る人:
「救急車が来て何だろうと思って来てみたら、(被害者が)血を流して倒れていた。まったく動いていなかった」

チョードリさんは当時、路上に意識不明の状態で倒れていて病院に運ばれましたが、頭を強く打っていて8日後の4月8日に死亡しました。

捜査関係者などによりますと2人に面識はなく飲食店近くで居合わせて口論に発展したとみられています。

堤容疑者は調べに対し「私が逮捕された理由はわかりました」などと供述し、認否について答えていません。

警察は事件の経緯を詳しく調べています。

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