夏本番はこれからですが、早くもお中元商戦が熱を帯びています。
物価高騰の中でもギフト需要は「ちょっと贅沢な地元の味」に人気が集まっているということです。
12日は甲府市の百貨店=岡島にお中元のギフトセンターが開設され、午前10時の開店と同時に次々と客が訪れ、贈る相手を思いながらギフトを申し込んでいました。
客は:
「半年長生きができてありがとう。後の半分が無事に過ごせるように、私も元気だよというお知らせのつもりで贈っている」
ギフトセンターでは洋菓子やビールなど約900の商品を取り扱っていて、今年は猛暑に備え、アイスの品ぞろえを去年より1.5倍に増やしたということです。
中でもこの夏、最も力を入れた「推し」のコーナーは…
武藤裕美記者:
「大切な人に贈るからこそ伝えたいのが地元の味。そこで岡島はこちら、県産食品のコーナーを設けて自慢の味をPRしています」
県産ギフトのコーナーにはこれから旬を迎えるモモをはじめ、職人手作りのハムや薫り高いクラフトビールなど、選び抜かれた特別な商品がずらりと並んでいます。
12日はオープンを記念して甲州牛の試食が行われ、県産和牛の品質をアピールしていました。
岡島によりますと最近のお中元は「自分へのご褒美」や友人や家族で楽しむために購入するなどカジュアル化の傾向がみられているとしています。
岡島のお中元ギフトセンターは8月4日まで開設していますが、7月以降は混雑が予想されるため岡島は早めの来店を呼び掛けています。
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