死亡直前に介護をめぐり口論になっていたということです。

 弁護士の高田豊暢容疑者(58)は東大阪市衣摺の自宅で、同居していた母親の悦子さん(94)に顔面を頭突きするなどの暴行を加え死亡させた疑いで、6月12日に送検されました。警察によりますと、悦子さんの死因は「多発外傷」で、全身にあざがあったということです。

 また、悦子さんは軽度の認知症があり介護が必要な状態で、高田容疑者が事件前日に「介護サービスを受けてほしい」と伝えたところ、悦子さんと口論になったということです。

 高田容疑者は今年5月、MBSの取材に…。

 (記者)「母親が亡くなられたことについてどのように受け止められていますか?」
 (高田容疑者)「…」
 (記者)「古い打撲痕などに思い当たることはないですか?」
 (高田容疑者)「事実関係や捜査に関することはコメントを控えます」

 高田容疑者は容疑を認めているということで、警察は介護疲れから犯行に及んだとみて捜査しています。

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