国が発表した去年(2023年)の人口動態統計で、香川県の合計特殊出生率が1.40と過去最低だったことについて、池田知事は子育て支援拠点の充実を加速させる考えを示しました。

池田知事はきのう(10日)の会見で、香川県の合計特殊出生率が過去最低となったことについて「危機的状況」と述べました。

出生率回復には経済的支援や地方で働ける環境の整備を国が進める必要があるとしたうえで、県の取り組みとして200か所以上を登録する子育て家庭の相談拠点「かがわ子育てステーション」をより充実させたいと話しました。

また先月(5月)28日の大雨で三豊市仁尾町で川の河口部の水門が開かず住宅の浸水被害が発生したことについて、日頃の点検に不備があったことを認め、被害に遭った住民に必要な補償を検討していく方針を示しました。

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