山形県内で、息子を語り、金銭を要求する特殊詐欺の予兆電話が確認され、警察が注意を呼び掛けています。

警察によりますとおとといの午後9時20分頃、酒田市内の70代女性の家の固定電話に息子を名乗る男から電話がありました。男は「携帯をズボンに入れたまま洗ってしまった」「具合が悪い。明日コロナか分かるので連絡する」などと話したということです。

翌日になって、再び男から電話があり、「コロナではなかった」「会社の女性を妊娠させてしまった。示談金300万円が必要になった」などと話しました。

女性が夫に電話を替わり、夫が急に対応できないことを伝えたところ、男から「明日か明後日じゃないとだめだ」などと言われて電話が切れたということです。

その後、女性らが息子に連絡したところ、そのような事実はないことが判明し、被害にあいませんでした。

同じような不審電話が米沢市で1件確認されているということです。

警察では、特殊詐欺の被害を防止するためには犯人からの電話を直接受けないことが重要だとして、

迷惑電話防止機能付きの電話機を活用することなどを呼び掛けています。

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