川内原発1号機が来月、営業運転開始から40年を過ぎ、運転延長期間に入るのを前に、薩摩川内市の原子力政策部会が開かれました。
九州電力・川内原発1号機は1984年7月4日に営業運転を開始しました。原子力規制委員会が去年延長を認可し、来月4日から40年を超える運転期間に入ります。
薩摩川内市の原子力政策部会は、市の幹部らでつくり、国の原子力政策について調査や情報収集を行うもので、2021年10月に設置されました。
10日の会合では、1号機の運転が延長されたあとも部会を継続することが確認され、ことし10月以降、11年ぶりに川内原発で実施される国の原子力防災訓練や、元日の能登半島地震を受けた防災対策について話し合われました。
(薩摩川内市原子力政策部会 古川英利部会長)「能登半島地震で原子力防災のあり方は改めて問われたところがある。住民避難の第1次的な動きは、市が頑張らないといけない」
なお、2号機は来年11月に運転延長期間に入ります。
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