札幌市立の中学校で、生徒の個人情報が書かれた書類を紛失し、SNS上に流出したとみられる問題で、校長が校内放送で生徒に謝罪しました。

担任のコメント欄にこんな記述が並びます。

「社会性に欠ける」「ADHD的な面もあり（診断なし）」「女友達が多い。LGBTQかも？」

この問題は、今年４月、札幌市立あいの里東中学校の女性教諭が、１年生267人の氏名や性格、家庭環境などが書かれた書類を体育館におよそ１週間置き忘れ、その間、十数人の生徒が見たり、スマートフォンで撮影したりしていました。

６月、SNS上にこの書類とみられる画像が投稿されていたことがわかり、札幌市教委は、10日も本物である可能性は「否定できない」と話しています。

あいの里東中の校長は、７日、生徒に不安を与えてしまったとして、１、２年生に対し、校内放送で謝罪したということです。また、修学旅行中だった３年生には、11日に謝罪します。

保護者に対しても、今後、説明する機会を検討しているということです。

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