ハラスメントを追及され辞職した、愛知県東郷町と岐阜県池田町の町長選が、9日に行われました。

愛知県東郷町長に初当選を果たしたのは、無所属の新人で前の町議会議長の石橋直季(いしばし・なおき)さん38歳です。

(石橋直季さん)
「この選挙は6年にわたってハラスメント問題に苦しんだ、東郷町役場職員の大勝利でもあると思う」

今回の選挙はハラスメントへの対応が争点の一つになりましたが、まず職員への聞き取りを進めると訴えた石橋さんが、前・副町長の近藤悦規(こんどう・よしのり)さんを大差で下しました。


一方、岐阜県池田町長に初当選したのは、無所属の新人で会社員の竹中誉(たけなか・ほまれ)さん53歳です。

(竹中誉さん)
「池田町からハラスメント問題は起こさないという覚悟のもと、新たな制度・風土をつくっていかなければならない」

今回は、無所属新人の3人の選挙戦となりましたが、竹中さんは他の候補に大差をつけ初当選しました。

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