夢に向かって頑張る子どもたちを応援する「こども未来プロジェクト」。

今回はピアノの国際大会で活躍する長野市の中学生を紹介します。

伸びやかなタッチでピアノの演奏をする長野日大中学1年の宮澤蒼(みやざわ・あおい)さん。

2023年1月、小学5年生の時に出場したショパン国際ピアノコンクールinAsiaでは、全国大会で金賞、アジア大会で銀賞を受賞しました。

宮澤さんが思う自分の強みは、表現力。

曲のイメージを色や明るさに置き換えて、音色で表現することが得意だと話します。

(宮澤さん)
Q:蒼さんにとってピアノとは?「自分の気持ちを表現する手段の一つでピアノはどんなにつらい時でも弾いていないといられないような存在です」

宮澤さんにピアノを教える西田文子さん。

長野市でピアノ教室を主宰し、35年になります。

4歳からこの教室に通い、今も週に2回のレッスンを受けている宮澤さん。

レッスンで教わったことは、家で復習し、平日は平均3時間から4時間の練習が日課です。

(音の絵本AN 西田文子さん)
「素直だし純粋です。今このことをやる、ということに集中できるというか、どっしり落ち着いているというか。一つのことに無心になれる」

そんな宮澤さんの夢は…。

(宮澤さん)
「協奏曲とかもやって、オーケストラと協演してみたいなと思います」

豊かな表現力で奏でる音色が、これからも多くの人の心に響きます。

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