今年で新潟地震から60年です。新潟市中央区では座談会が開かれ地震を経験した人が当時の教訓を語りました。

【中1で新潟地震を経験 渋川綾子さん】
「12歳にして初めて死ぬかと思った」

この座談会は新潟地震の経験者の話を聞き災害への備えに繋げようと、”みなとぴあ”が開催したもので、集まった約30人が貴重な話に耳を傾けました。

【中2で新潟地震を経験 本井晴信さん】
「廊下に出た途端にゴーっとすごい地鳴りがしたと思ったらグラグラっと揺れてかろうじて立っていられる程度でした」


1964年の新潟地震では県内で14人が亡くなり、津波や液状化現象により1万5000棟が浸水被害を受けました。

【参加者は】
「いつ起きるかわからないからこの前もあったしどうしようもない。身の安全を図って逃げ出すのが精いっぱいですよね」
【参加者は】
「何か起きたときにどこに逃げるかは確認しておいた方がいいかなと」

新潟地震から60年を迎える16日には全市一斉の訓練が行われる予定です。

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