青森県弘前市の市立小学校で保護者から預かっている徴収金が、不正に引き出されていることがわかり、市の教育員会が調査を進めています。
市教育委員会によりますと、5月27日に市立小学校の校長から「保護者から集めた徴収金が、学校管理の銀行口座から不正に引き出されている」という申告があり、調査の結果、不正な引き出しを確認したということです。
教育委員会では、学校名や金額、また、どのような目的で集められた徴収金かは、調査中のため公表できないとしています。
徴収金は、教材費やクラスで使う紙や筆記用具などの消耗品を購入するための学級費、修学旅行の積立金などが一般的ということで、これまでに学校運営に支障が出るような影響は出ていないということです。
教育委員会は6月3日に弘前警察署に相談していて、被害届を出すかどうかは検討中としています。
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