東京都渋谷区役所の公用チャットシステムへの投稿で誹謗(ひぼう)中傷された桑水流弓紀子(くわずる・ゆきこ)区議が、投稿主の元副区長に1100万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が6日、東京地裁であった。元副区長側は「不適切だったものの、不法行為とは言えない」として争う意向を示した。

桑水流弓紀子区議

 訴えでは、元副区長は在職時の昨年6~7月、区職員約120人が閲覧できるチャットシステムで、桑水流区議について「桑ブタ」「早めに封じておかないとね!」などと投稿、名誉を傷つけたとしている。 

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