世界文化遺産への登録を目指す新潟県佐渡市の『佐渡島(さど)の金山』について、ユネスコの諮問機関イコモスは、追加情報の提出を求める「情報照会」と勧告しました。文化庁が6日発表しました。
今後は7月21日~31日にインドで開かれる世界遺産委員会で、今回の勧告内容を踏まえて、最終的に世界遺産登録の可否が決議される予定です。

イコモスの評価は以下の4種類です。
(1)記載:世界遺産一覧表に記載するもの。
(2)情報照会:追加情報の提出を求めた上で次回以降の審議に回すもの。3年以内に追加情報の提出を行った後、現地調査手続きを除くイコモスの審査を受ける。
(3)記載延期:より綿密な調査や推薦書の本質的な改定が必要なもの。推薦書の再提出後、新規案件と同様の手続きを受ける。
(4)不記載:記載にふさわしくないもの。(世界遺産委員会で決議された場合、例外的な場合を除き再推薦は不可)

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