青森県弘前市にある津軽家旧菩提寺の長勝寺に、津軽藩の藩祖・津軽為信公を描いた津軽凧が贈られました。

横88cm、縦128cmの津軽凧には、甲冑を身につけた津軽為信公が描かれています。

弘前市の津軽凧制作者で日本凧の会・津軽支部長の櫻庭義造さんが贈りました。

弘前市の禅林街にある長勝寺は、津軽家の旧菩提寺で、贈られた凧は本堂奥の御影堂で為信公の木像の脇に供えられ、須藤龍哉住職が法要を行いました。

櫻庭さんは、為信公の木像を参考に約1か月をかけて50枚ほどの下絵を描き、コロナ禍からの完全解放への思いを込めたということです。

津軽凧「津軽為信公」制作者 櫻庭義造さん
「コロナのために3年も凧揚げができなかったし、作ることもできなかった。津軽凧の元締めになる津軽為信公の凧を(前から)何とか描きたかった」

長勝寺住職 須藤龍哉さん
「すごく落ち着いた重い雰囲気がある。お堂の中の脇の所に控えめな感じで飾りたい」

為信公の津軽凧は御影堂の中に飾られ、事前に弘前観光コンベンション協会に申し込むと拝観できるということです。

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