青森県黒石市の津軽こけし館の元スタッフが開業した、こけしの販売店がオープンしました。「つながり」をテーマに心機一転のスタートです。

黒石市袋にオープンしたのは「こけし工房tsuN‘agaru(ツナガル)」です。

津軽こけし館から徒歩30秒ほどの同じ敷地内に位置しています。16年間、こけし館に勤務した山田拓郎さんが「津軽こけしプロジェクト」を立ち上げて工房を運営。「つながり」をテーマに営業をスタートさせました。

津軽こけしプロジェクト 山田拓郎代表
「青森のこけしファンもですが、県外からも来ていただいて、あと外国人の方も団体で立ち寄っていただいて、一時お店の中賑わっていました」

こけし館は4月から黒石市の直営に切り替わって営利活動ができなくなったため、山田さんは、こけし館で販売していたグッズを買い付けて運営しています。

市内で「こけしグッズ」が手に入る貴重な店には16日も、思い入れのある客が訪れていました。

訪れた人は
「3,4年ぶりかな来たの。昔ながらの工房ってあった方が見せる機会・売る機会がないと伝わらないと思うし、これからゴールデンウィークだいぶ人が来ると思うからすごいいいんじゃないですか」

これまでの出会いを大切にしたいと山田さんは「つながり」をテーマに活動を続けます。

津軽こけしプロジェクト 山田拓郎代表
「こけし工人やお客さん・自分でやってきたこと、どうしてもつなげていきたくて、こういった独立という道を選んだので、そういった方の期待に応えられるように今後も頑張っていきたい」

「こけし工房tsuN‘agaru」では、新作こけしの販売会を4月20日に行う予定です。

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