うそ電話詐欺による被害を未然に防いだとして、下関市の信用金庫に感謝状が贈られました。


表彰されたのは西中国信用金庫の川棚支店で、安達大輔支店長に感謝状が贈られました。

先月30日に振り込み手続きに来店した市内の女性(60代)が振り込み理由を答えられないなど不自然な様子だったことから窓口の女性職員が上司に相談。

うそ電話詐欺の疑いがあるとして警察に通報しました。

女性は、「専用アプリをクリックするだけで毎日7万円稼げる」との内容のメールを受け取り、登録料の9万円を振り込もうとしていました。

西中国信用金庫 川棚支店 安達大輔支店長
「金融機関は最後のとりで言われておりますので引き続き詐欺を未然に防止するということでお声がけをしっかりしていきたいと思います」

川棚支店では朝礼で詐欺の手口などを職員全員で確認しあっているということです。

県内では、今年に入ってうそ電話詐欺が4月末までに36件起きています。
被害額は、1億5051万円で、去年の同じ時期の2倍近く。
被害が止まらない状況が続いています。

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